2012年1月9日月曜日

自作:ポータブル真空管アンプ 初号機

aitendoで売っている真空管でポータブル真空管アンプを作ってみました。

『液晶工房』が一度閉店して、そのあと『aitendo.cc』として復活!その時にお店に行ったら中国製の6N2(12AX7の互換球)が売ってました。それも1本500円!

そのときは真空管もアンプも全然興味なかったのですが
「受験勉強の息抜き(ただの現実逃避)に、これでポタアンでも作るか!」と即購入・・・

果ては勉強そっちのけで三日間徹夜で製作とかやってたので親に取り上げられる始末 orz
しかし、なんとか受験もケリがついて、アンプも無事完成したので紹介します。

大きさは70×32×100mmのポケットサイズ!         ↑デカイよ・・・

中身はこんなかんじ 
   
左の写真で右上が真空管、下の赤いのがバッテリー、とてもカオスです。

構成としてはLi-ionバッテリーを2つの昇圧回路でヒーター用6.3Vとアンプ用12Vに昇圧して動かしています。ちなみにアンプはYAHA式

また、ヒーターは低電圧駆動ですが、こちらのページをもとに保護回路を追加してます。

充電器も内蔵しているので5VのACアダプタで充電も可能!

更に、アダプタを挿すと内部のリレーが切り替わって、バッテリーをアンプ回路から切り離すので、充電中でも起動できる!


ただ、満充電には7時間くらいかかります・・・
しかも、ACアダプタのノイズがひどい・・・



バッテリーはULTRAFIREのBRC18650 3000mAhを使用。理論上は5時間持ちます。

昇圧回路は秋月キット→昇圧型DC/DCコンバータ5~25V可変出力電源モジュール組立キット
この回路は電源電圧が可変しても出力電圧が可変しないのでバッテリー駆動には向いています。

そして、充電回路はスイッチサイエンス→小型のリチウムイオン電池充電器
2個あるボリュームは左がマスターVR、右がバランスVRです。
左の写真が起動直後。赤と青の両方のLEDがついています。赤いLEDはヒーター保護回路のインジケータで、左の写真の用に赤いLEDが消えたら準備完了ということです。

本来YAHAアンプでは増幅率の低い真空管(6DJ8や12AU7など)を使いますが、これに使われている6N2は増幅率が100程度。なので、マスターVRを小さくすることが多く、その際左右のバランスが崩れるので仕方なくバランスVRをつけています。

回路図はこちら













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